色合わせ

壁紙の世界が違って見える輸入クロスと出会いました

wadasayako

先日、修了したばかりの建築カラープランナーでは、インテリアプランナーとしてもともと活動していた人やこれから活動していく人が多く、インテリアカラーのプランニングについて、色を読み解く方法を徹底的に学びました。

色を学ぶということは、自分で色が作り出せるということ。学生以来の絵の具を扱いながら、「全然思った色に仕上がらない~~~!」と、奮闘して、ようやく色屋(建築カラープランナー)の入り口に立ったという状態です。

前職は、木の家づくりに特化した会社だったので、壁は“漆喰”が基本。カーテンに色を取り入れることはあっても、インテリア提案というほどのものではなかったな~と今は思っています。

そして“漆喰”ばかり使っていたので、なんとなく「壁クロスって安っぽくみえるよね」なんて思っていたのも事実。それは賃貸アパートに住んだ時に目にした、なんの変哲もない、白いクロスしか見ていなかったせいもあると思います。

ですが、建築カラープランナーの課題をこなす中で、いろいろなサンプルを取り寄せ、インテリアを豊かに仕上げてくれる輸入壁クロスってこんなにあるのか!と、今更ながら知りました。

国産の量産クロスに比べるとお値段も張るので、すべての部屋を輸入クロスにするのはハードルが高いですが、ここぞという場所にはぜひ使ってみたいですね。

おすすめの輸入クロスと出会えるショールーム

テシード

2020年2月で大阪ショールームが当分の間、休館となってしまったのが残念です。原因は育休スタッフが保育所不足で復帰できなかったせいとか・・・働きながら子育てしている身としては、待機児童問題は早く解決してほしいと心から思います。

HPからサンプルは取り寄せられます。色別に絞り込めるので、アクセントクロスなどちょっとこだわりたいところを探すのにはオススメ。

マナトレーディング

マナトレーディングは、東京・大阪・名古屋・仙台・広島・福岡にショールームがあるので、お近くにある方は一度覗いてみて下さい。素敵なクロスやカーテンやファブリックが山積みで、「ここで丸一日過ごせるな!」と思いました笑

マナトレーディングは輸入物以外にも、メーカーオリジナルのファブリックがあり、いい色のファブリックがそろっています。スタッフさんにアテンドしてもらうなら要予約。検討中のフローリングサンプルを持っていくのがおすすめです。

インテリアを決めるときは“一気に”が正解

注文住宅を建てるときには、

  1. 床やドアの色を決める
  2. 壁紙の色を決める
  3. カーテンを色を決める

と、建築の工程にそって色決めをすることが多いと思うのですが、それだと、最後の最後で好きなカーテンの色と、床や壁の色と合わない!?なんて失敗もあり得ます。

最終的にカーテンを決めるのは、引っ越し直前になるかもしれません。それでも、最初から「カーテンはこんな色にしたい」と決めてから、床やクロスの色を決めておくのは本当に大切ですよ。

ABOUT ME
和田さや子
和田さや子
一級建築士|ライフオーガナイザー|建築カラープランナー
建築士として住宅設計を続けて20年。 記憶を積み重ねてゆく暮らしを大切に。
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