片づけられない子だと思っていました
気温がぐっと上がってきて、お片づけに最適な季節になってきましたね。
こんにちは!
片付けに悩まない家づくりをご提案。
一級建築士・ライフオーガナイザー®の和田さや子です。
今日はリビング学習スペースをつくりたいというご要望をお伺いして、
オーガナイズサービスにお伺いしてきました。今回は前編です。
後編 → 自分でできる!を増やすスペースづくり
春から小学一年生になる女の子。
利き脳は左々。
もうひらがなもカタカナも読める。
私の問いかけにもしっかり答えてくれる。
この子ならきっと大丈夫と確信して、
「分ける」「配置する」を本人に問いかけながら進めました。
リビング周辺や子供部屋にあちこちにあった、おもちゃを一堂に集結。集めてみるとかなりの迫力です。ここにいた大人の誰もが、これ・・・片づくのか?と思ったに違いありません。
そんな不安をよそに、本人は大張り切り!おもちゃの1軍・2軍を決めるために分類方法はこちらから提案させてもらいました。
- 〇〇ちゃんの1ばん
- 〇〇ちゃんの2ばん
- □□くん(弟)のおもちゃ
- もういらない
事前にある程度、おもちゃを手放したということもあり、手放したおもちゃは、そう多くありませんでしたが、驚いたのはそのスピート。
「これなんのパーツ?」と大人が首をひねってしまうものでも、本人に聞けば即解決。素晴らしい手際で、サクサクと分類をしていきました。時折混ざっていたパパとママの物もしっかりと分類していきます。結果的に、「1ばんだいじ」として選ばれたのは、左上の枠に残ったものだけ。
この様子を見たお母さんが一番驚いていました。
「片づけられない子だと思っていました」と。
1軍だけを1階におろし、あとは2階の子供部屋に置くことにしました。今までは、モノが多すぎて管理しきれず、片付けられなかったのかもしれません。でも、今回のオーガナイズ作業を通して、自分で分類して、適正な量に抑えたので、徐々に自分のモノは自分で片づけることができるようになると思いますよ。
収納のBefore→After写真は、また後日・・・