こども手帳でも”時間の見える化”に取り組みます
先日、箕面まちゼミの一つとして「自立心を育てるこども手帳を作ろう!」を開催しました。この講座、夏に続き2回目なのですが、おかげさまで即日満席になり、追加講座も開催することができました。
こんにちは。
一級建築士・ライフオーガナイザーの和田さや子です。
「こども手帳」には何人か提唱者がいるのですが、いろいろな本を読んで、更に我が娘に実践してもらって「これはいいなー」と思ったことを皆さんにもお伝えするというスタイルです。
最初にカンタンなワークをして、それを見ながら「私にはどんな手帳がいいかな?」と一緒に考えていきます。午前中の4人は保護者の方が同伴してくださったので、横でサポートしていただきながら進めました。午後の2人は小学5年生がお友達と一緒に受講しに来てくれたので、ワイワイと雑談をしながら進めました。
そして、午後はキャンセルが出たこともあり、急遽うちの娘も参加。自分の手帳を持参して、一緒に作業をさせてもらいました。小学1年生の娘にとって、小学5年生なんて雲の上の存在。お姉ちゃんたちの言うことの一つ一つが、娘にとって新鮮にうつるようです。
小学生のお悩みに多いのは「時間をだらだらと使ってしまう」ということ。本人がそう思っていることもあれば、本人はそんなに思っていないけど、保護者の方に繰り返し注意されているから…ということも多いようです。そうなると、本当に「時間をだらだらと使っているのか?」ということから、考えてみることが必要です。
そこで、「平日、習い事のない日」という前提で、帰宅してから寝るまでをどう過ごしているのか、確認してみることにしました。そうすると…意外とちゃんとできているんですよね。たぶん、一つ一つの動作がだらっとしているのが親の目に留まったり(心当たりがあります)、普段はちゃんとできているのにたまにサボったときに目についたり(ものすごく心当たりがあります)。それが、小言につながっているのかもしれませんね。
お姉ちゃんたちが作業をしているのを見て、娘も「私もやってみたい!」と、“時間の見える化”に取り組みました。左のページは以前作った「朝の時間」右のページは今回作った「帰宅後の時間」の見える化です。帰宅後の時間の使い方は「朝寝坊してピアノの練習ができなかった」「お迎えが遅くて帰宅が19時を回る」という最悪のパターンを想定しました。
書いてある時間は【この時間までに終わらせる】という意味です。10時に寝るんかい~というツッコミは甘んじて受けます(苦笑)
まさしく今日、そのパターンだった娘。いつもなら、8時45分に明日の準備を終わらせたところで、追い立てるようにお風呂に入っていくのですが、娘の予定には15分間「本をよむ」が組み込まれています。「手帳に書いてあるから!」と嬉々として本を読み始める娘。大好きな本を読む時間を、最初から書いておくことで、しっかり15分間確保することができました。
そして、”時間の見える化”をしたことで、母もむやみに「早く!早く!」と急き立てる必要がなくなったことも副効果でした。とはいえ、「10時就寝はやっぱり遅いな~あと15分は早めたいな~」と思う母です。また今度、娘と時間の使い方について話し合い、他のパターンも見える化してみたいと思います。
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