注文住宅ってそんなところまで決めるの?とお客さんに言われたBEST3
今、私が勤めている会社は、2パターンのお客さんがいます。
- 建築条件付きの土地を購入して家を建てる
- 持っている土地の家を建て替える
前者の場合は、まずは”土地ありき”なので、正直「建売でも全然良かった」というお客様がいらっしゃったりします。
でも、注文住宅なので、間取りの打合せからスタートし、最後はカーテンの打合せまでご要望にあわせてトコトン付き合います。一応、標準仕様があるので、その中から選んでいただくスタンスです。コレに変えたいんです!という具体的な要望があればできるのですが、実際そこまで言われる方はあまりません。なぜなら、標準仕様の中から選ぶだけでも大変だから。
そこで、お客さんが打合せの時に「そんなことまで決めるんですね」とおっしゃるBEST3をまとめてみました。
1.窓枠の色
「窓枠の色」どこか、想像つきますか?窓には、窓本体の色と窓枠の色の両方を選んでいただいています。
窓と窓枠の組み合わせは、大きく分けて3パターンあるかとなと思っています。
- 窓と窓枠を同じ色にする(窓と窓枠が一体として見える)
- 窓枠と壁紙を同じ色にする(壁になじんで窓枠が目立たない)
- 窓と窓枠、壁紙を全部違う色にする(窓枠としてくっきりラインがみえる)
好きなインテリアの写真を見比べて、どのパターンが好きかよくよく検討してみてくださいね。
2.巾木の色
「巾木」は壁と床の境目にはいる板です。壁と床のとりあいを、きれいに仕上げるためにも必要ですし、掃除機が壁に当たって汚れるのから保護してくれる役目もあります。
巾木も大きくわけて、3パターンの選び方があるかなと思います。
- 室内ドアや窓枠と同じ色にする
- 壁紙と同じ色にする
- 床と同じ色にする
巾木は距離が長いので、意外にインテリアの仕上がりに大きく影響があります。この写真のように床もドアも家具も巾木も同じ色でまとめると、とてもシックに仕上がりますね。
3.樋の色
外見のデザインを決めるとき、屋根や外壁の色に注目される方が多いですが、デザインのキーになる「雨樋」を「考えたこともなかった!」とおっしゃる方が多いです。
樋の選び方は2パターンが多いですね。
- 窓と同じ色にする(樋がデザインアクセントになる)
- 外壁と同じようにする(樋が目立たない)
巾木と同じで、一本ずつは細いけれども、長さがあるので意外に目立ちます。今まで意識してなかった樋の色。近所の家はどうなっているかな?と、改めて見てみてくださいね。