「女性目線」は本当にママをラクにしてくれる?
住宅メーカーのチラシを見るとやたら見かける
「ママ目線の家」というキャッチコピー。
最近、とてもひっかかります。
こんにちは。
一級建築士+ライフオーガナイザー®の和田さや子です。
一度目の育児休暇から復帰した時に、社長に言われた言葉。
「女性目線で!和田さんにしかできないから!」
確かにKJWORKSには、子持ちの女性スタッフは私しかいません。
「今まで男性社会でバリバリやってきたのに、急に女性目線って言われても…」
と、こっそり思っていました。
娘が1歳の時に仕事に復帰してから6年になります。
復帰当初はオットが資格試験勉強をしていたこともあり、
世の言うところのワンオペ育児に近い状態でした。
今思えば、アレルギーもない娘のごはん作るだけで、なんであんなに疲れ切っていたのか。
毎日子供と一緒に寝落ちてしまい、自分の時間<体力の回復、な毎日でした。
オットが無事に合格して、週末を家族のために使うようになってからは、
オットの担当する家事がじわりじわりと増えていき、
今では「手の空いてる方が家事をする」というスタイルになっています。
そしてライフオーガナズを学び、家の仕組みを見直していて思うようになりました。
「ママ目線」「女性目線」という言葉自体が、
「女性が家事をするもの」という固定概念にしばられている証拠。
それに拘り続けている限りは、ママがラクになる日は遠くなるばかり…
Nigi+の新築オーガナイズのコンサルティングは、
ご夫婦で受けていただくことを基本としています。
男性にも主体的に片づけにかかわっていただくには、
片づけに向き合っていただく「時間」が必要だと思います。
「女性目線」ではなく「家族目線」
「私が使いやすい」ではなく「家族が使いやすい」
まずは女性が抱え込んでいたものを手放すことで、
きっと楽になれることがたくさんあるはず。
そんな風に思うのです。
台風一過の淀川から望む夕日。
明日は良い一日になりますように。
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