家事ってマイナスをゼロにする作業
お盆休みが終わり、今日から稼働し始めました。
こんにちは。
一級建築士+ライフオーガナイザー®の和田さや子です。
家事が軽視されるのはなぜ?
Twitterを見ていて、ある人のつぶやきが目に留まりました。
家事って、プラスの作業ではなく、放っておけばひたすらマイナスになっていくものをゼロに戻すタスクがほとんど(以下略)
家事が家庭内で評価されにくいことを、
とても分かりやすく表現している言葉ですね。
一部の男性が「家事なんて誰でもできるでしょ(だっておふくろもやってたし)」と、
思っている原因はそこか、と・・・
毎日、掃除と洗濯がうまく回っていたらようやくゼロ。
でも何かが原因で滞ってしまうと、マイナスが目につく。
ゼロだから、夜だけ帰宅する夫に「頑張った」ことが伝わることはない…
昔、母がふとした時に口にしたセリフがとても印象に残っています。
「あなた達が学校に行っている間に終わらせようと、
家事を全部やってしまったのは、よくなかったわ~
もっと目の前でいろいろすればよかった」
そう、子供にとっては、目の前で展開されない家事の様子を想像することはできず、
洗濯も掃除もされ、ゼロなった空間が当たり前だと思ってしまいます。
そのまま大人になり、家事の大変を経験することなく結婚してしまうと、
最初に書いたような「家事はできてて当たりまえ」な大人の出来上がり。
そりゃ伝わらんわ!ってなりますよね。
とにかく体感してもらう
とある学校では、一汁三菜を作ることが夏休みの宿題に出たそうです。
- メニューを考える
- 自宅の食材を確認して、買い物するものを決める
- 買い物に行く
- 料理をする
- 食べる
- 片づける
頑張って作った料理が、ものの15分で胃袋へ入ってしまい、
残ったのは、後片付け・・・
その徒労感は、最初から最後まで経験して初めてわかるようです。
宿題で出てなくても、時々子供に(夫にも)経験してほしい。
時間に余裕のある、夏休み中にぜひ!
マイナス100をマイナス50にする
自分の負担を減らすためには、マイナス100まで行く前に、
マイナス50で食い止めるための仕組みづくりが有効ですよ。
- 散らかってもリセットしやすい空間づくり
- 不要なものを増やしすぎない買い物習慣
- リセットする時間を確保するための時間のコントロール
家事の負担が増えている原因を、どうしたら取り除けるか。
「するべき」と思っているけど、実は手放せることはないか。
そんな視点で考えてみてくださいね。
そんな「思考の整理」一人ではできないわーという方は、
ぜひNigi+のセミナーを受けに来てください。
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