室内干しのカタチ
収納のカタチシリーズ。テーマは室内干しです。
こんにちは!
片付けに悩まない家づくりをご提案。
一級建築士・ライフオーガナイザーの和田さや子です。
日中家にいないので外に干せない・・・
花粉症で外に干せない・・・
PM2.5が気になる・・・
外に干すのが面倒・・・
いろいろな理由で、洗濯物は室内干しが基本というおうちも多いと思います。
外干しが基本のおうちでも、梅雨時期は雨続きで外に干せない、
やっと晴れたと思って外に干したら雨が降ってきた!
最初から室内干しのスペースを用意しておけばよかったーとならないよう、
プランの段階から室内干しの場所を確保してください。
■室内干し専用の部屋を用意
室内干しと言うと、洗面室や浴室に干すことが多いと思いますが、
度々使うこのスペースに洗濯物を干すと、動線のジャマになるし、見た目もスッキリしない・・・
そんな問題をクリアするために、ぜひ、室内干の専用部屋を用意してください。
4人家族だと2畳ほどのスペースがオススメです。
場所は「洗う」→「干す」の動線が短くなるよう、洗濯機のある部屋の横。
部屋として独立させることで、衣類除湿乾燥機がよく効きます!
■寝室に室内干しスペースを用意
独立した部屋を確保するのが難しい場合は、寝室をすこーしだけ拡張させる方法もあります。
洗濯物は朝干す派の場合なら、寝る以外には使わない部屋なので、
日中洗濯物を干しておいても大丈夫。クローゼットが近いので、「干す」→「しまう」の動線が短くてすみます。
湿気が気になる場合は、除湿機などでコントロールしてくださいね。
■吹き抜け周りに室内干しスペースを用意
全館空調をしていたり、薪ストーブがあったりするようなおうちでは、吹き抜け周りに干すと、よく乾きます。
吹き抜けの手摺に、布団を干しているおうちも見かけます。
空気がタテに動く空間なので、ジメッとしにくいのが利点。
吹き抜けがリビングから見渡せるような間取りの場合も多いので、来客が余り多くないおうちにオススメです。
廊下やホールの一部を利用するので、通る時にジャマにならないような配慮も必要です。
室内干しスペースを確保すると、洗濯物が乾かなくてイライラしたり、
紫外線にあてないことで衣類が長持ちしたり、いろいろなメリットがあります!
「洗う」→「干す」→「しまう」の動線計画上にピッタリくる、室内干しのカタチ探してみてくださいね。
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