子ども

息子のこだわりと保育園準備

wadasayako

7月に息子が5歳になりました。保育園には満1歳で入園したので、もう丸4年お世話になっています。

天邪鬼な面もあるので、ムキーーーっと叱ることもありますが、基本は明るくて陽気な性格。なにかおもろいことをして、周りの人に笑ってもらうことが生きがいの大阪男子として、すくすくと成長中です。

そんな息子には、年少クラスになってから、保育園の準備を自分でするようにしくみをつくりました。

娘のランドセル置き場と息子の保育園グッズ置き場

最初は”お弁当+コップ+歯ブラシ”だけの準備から始まり、徐々に”タオルやお着替えセット”など毎日必ず持っていくものも自分で準備するように。

そして最近では、保育園のロッカーにおいておく”予備の服”も自分で準備をするようになりました。

もちろん、ほおっておいて出来るようになるわけではないので、毎朝一緒に”予備の服”を入れておくカゴを覗いて、決められた枚数が入っているか確認します。もし足りなかったらなどと、具体的に伝えます。

母

Tシャツが1枚しかないから、明日持ってこないとね

そうすると、その日の夜に準備をするとき、お着替えセットに加えて予備の服を無造作にカバンに突っ込んでいきます。中はぐっちゃぐちゃですが、そこは目をつむりましょう笑 ノーチェックで保育園へ行き、カゴの中に入れるときには母が入れます。

母

あれ?Tシャツは4枚もあるのに、パンツが1枚しかないね

叱るのではなく、事実のみを淡々と伝えます。そうすると、また次の日に気を付けるようになります。 予備の服が足りなくて、着ていった服をまた着ていたこともありました。パンツだけは足りないと、買取の新しいものを履くことになります。痛い出費ですが、これも息子の成長のため。 そんなことを繰り返しやっているうちに、だんだんと正しい枚数が補充できるようになってきました。

そして、今日ふと息子が着ていたTシャツを見て、私が言いました。

母

そのTシャツ、●●くんに似合ってるよね

そうすると、思いもかけないことを息子が言ったのです。

子

そう!●●くんな、この服好きやから、予備にしたくないねん

電車や仮面ライダーの服を好んでいるのは知っていましたが、その服はボーダーに星がプリントしてあるシンプルなもの。それを気に入っているということにも、驚きましたが、無作為に選んでいるように見えてちゃんと”お着替え用”と”予備用”と分けて準備をしていることを初めて知りました。

自分のことは自分でする

その積み重ねは、自分の価値観を積み上げていくために大切なステップなのだな~と、つくづく思いました。

保育園生活も、残り1年半になりました。小学校の入学に向けて、ひらがなや数字の勉強もいいですが、コツコツと身の回りの準備の練習を積み重ねていくのは本当にオススメですよ。

ABOUT ME
和田さや子
和田さや子
一級建築士|ライフオーガナイザー|建築カラープランナー
建築士として住宅設計を続けて20年。 記憶を積み重ねてゆく暮らしを大切に。
記事URLをコピーしました