ニコニコえがおのわたしのかたづけ(前編)
今日は娘が、迎えに行ったオットと息子と一緒に、祖父母の家から帰ってきます。
もう夏休みも残り一週間。
そろそろ、新学期に向けて気持ちと荷物の準備をはじめていきます。
こんにちは。
一級建築士+ライフオーガナイザー®の和田さや子です。
今日は、娘がお片づけ大賞に応募した内容をご紹介します。
BEFORE
小学校がはじまるときに、母が考えて用意したスペースです。
一学期の3か月間使い続けた結果がこちら。
お片づけの前に思考の整理
さあ片づけよう!と、いきなりモノを捨てたり、収納グッズを買いに走ったりはしません。
ライフオーガナイズの手順では、最初にゴールを決めます。例えば、
- 10分で学校の準備ができるようにする
- 〇〇が上手にできるようになりたい
このような、理想の状態を描くの手順を踏むのですが…
残念ながら娘の「こうなりたい」というイメージを引き出すことはできず。
そこで、その手順を飛ばして
「困っていること」を探すことにしました。
現状のストレスを洗い出す作業です。
そうすると、ポロポロと出てきます。
- 学校から返却されてプリントがグチャグチャ
- 使っていないドリルが邪魔で、目当てのものが探せない
- 給食ナプキンが曜日順に並んでいない
- ハンカチがいつもぐちゃぐちゃ
- 赤ペン先生をどこにしまっていいかわからない
それぞれのストレスポイントに対して、
どういう風に変わったら使いやすくなる?
と、娘に問いかけてみました。
- プリントは国語を算数に分けて入れたい。学期が終わったら、2階の子供部屋においておく。一学年終わった後に、見直して処分する。
- 終わったドリルはその都度処分して、スッキリさせる
- どのナフキンが何曜日用か…ということがわかるのは自分だけなので、洗い終わったものを自分で片づけるようにする
- ハンカチを入れるスペースが大きすぎて倒れちゃうので、ピッタリサイズに変える
- ファイルを用意して、きちんと見やすくする
娘の思考は行き詰ったときには、助け船を出します。
例えば、1の問題に対して、
「プリントは国語を算数に分けて入れたい。学期が終わったら、2階の子供部屋においておく」
までは、娘が考えた解決法。
「2階に置いておいてどうするの?ずっと取っておくの?いつか処分するの?」
と、質問をなげかけて、
「1年が終わった時に処分する」
という答えを導き出しました。
解決方法は2つのパターンに分けられた
娘の解決法を見ると、習慣で解決する方法と、
収納アイテムで解決する方法に分けられますね。
- 一学期が終わったら、プリントは2階に移す
- 給食ナフキンは自分で仕舞う
これは、習慣で解決するアイデアです。
- ハンカチを入れる場所をピッタリサイズにする
- クリアファイルを用意する
これは、収納アイテムを用意することで解決するアイデアです。
その違いをしっかりと確認して、
いよいよ収納グッズを買いに行くことにしました。
後編へつづく
「片づけ大賞こども部門」入賞したお子さんの発表が聞ける
「片づけ大賞」の式典は8月24日梅田ナレッジシアターで行われます。
前売りの申し込み期限は8月21日まで。
ぜひお急ぎください。
募集中のセミナー:
■お片づけカフェ
日時:9月7日(木)
時間:10:00~16:00
場所:くらしの杜「かぐら」コラボカフェ
相談料:500円/30分 (最大2時間まで)
■時間のオーガナイズセミナー(近日募集開始)
日時:10月1日(日)
時間:13:30~15:30
場所:くらしの杜「かぐら」
受講料:3500円/人(JALO会員 2500円/人)