ガス炊飯器から土鍋派へ鞍替えした理由
私の前職の会社は、かなりこだわった家づくりをするところだったので、そこにいらっしゃるお客様も、生活にこだわりがある方がとても多かったです。
20代から、担当を持たせてもらっていたのですが、なんせこちらは家事育児の経験のほとんどない人間。お客様から教えてもらうことが、本当に多かったな~と今振り返っても思います。
ガス炊飯器との出会い
ガス炊飯器も10数年前に、お客さんから教えてもらった一つでした。
「ガスでご飯を炊くと、めっちゃ美味しいで」
その時は賃貸住まいだったので、すぐに真似をすることはできませんでしたが、いつかは・・・と心に決めていました。
娘が産まれる前に購入した中古のお家で、たまたまキッチンにガスコンセントがついていたことから、ガス炊飯器生活が始まりました。噂とおり、ガスで炊くと本当に美味しい!
そして、そのシンプルな機能ゆえに、まったく壊れない。
こがまるは、丸10年一度も不具合がでることなく、使い続けることになります。15000円ほどで購入したはずなので、本当にコスパの良すぎる買い物でした。
土鍋派へ乗り換え
こがまるは、少し汚れてきた以外に問題はなく、相変わらず現役なのですが、新居では土鍋でご飯を炊くことにしてみました。その理由は3つ。
- 壁付けキッチンにしたので、こがまるを置くスペースがない
- 炊いたご飯を、そのまま冷蔵庫に入れたり、レンチンできるといいな
- オート機能が充実したコンロなので、グリルも使える
特に、3つ目の理由が重要でした。
共働きのわが家の料理は、とにかく時短が命。短時間で一気に仕上げないといけません。そのため、3口コンロは全て料理に使っていたので、同時に土鍋でご飯を炊くのは無理でした。
ですが、今回選んだ「デリシア」というコンロは、グリルが大きくて、専用鍋やプレートも付属。晩御飯の一品を作るには十分役立ってくれるものだったのです。
それならば、奥のコンロでご飯を炊いても大丈夫だろう、と変えてみることにしました。
土鍋選び
どんな土鍋だったら、上手に使いこなせるかな・・・と、ネットで口コミを読みながら考えてみました
- デザインが良く出しっぱなしにできる
- 吹きこぼれにくい
- 3合以上炊ける
- おひつとしても使えて冷蔵庫に入る
- レンチンできる
特に、レンチンできる問題が明記してるものは少なく、自然と絞りこまれてきました。ネットで注文して届いたのがこちら!
パッケージからかわいい。
早速、説明書にしたがって、とぎ汁で目止めとしてから使い始めました。説明書にオススメの炊き方が書いてあったのですが、そこはズボラな私。読まずに、コンロにオート調理機能“ごはん もちもち”ボタンにお任せで炊きました。
使ってみた実感
- 2合は吹きこぼれないけど、3合は吹きこぼれる
- ご飯はめっちゃ美味しい!
- 冷蔵保存したレンチンしたご飯もいける。でも冷凍した方がベター
炊く時間と蒸らす時間を合わせると、だいたい30分くらいで炊きあがります。
ですがその前に、ご飯を浸水しておく必要があるので、夜炊く時は朝出かける前に入れ、朝炊く時は夜寝る前に入れ、土鍋ごと冷蔵庫で保管しておきます。そやって、段取りよく準備しておくことで、さっと美味しい炊き立てご飯が食べられる幸せを手に入れました。
いちおう、5合炊きが必要なシチュエーションもあるかもしれない・・・としばらくは、こがまるも保管して様子をみています。1~2年たって、やっぱり使わなかったな、となったら手放そう。