私が子どものお片づけに拘る理由
ライフオーガナイザー協会の新しいプロジェクトの認定トレーナーになるための講習会に参加しました。
こんにちは。
一級建築士/ライフオーガナイザーの和田さや子です。
今回は小学生にお片づけを伝えるということで、新しいツールの登場!それが・・・
かるた!!!
かるた遊びを通じで、「片づけがなぜ必要なのか」「楽しく片づけをするコツ」を学べるようになっています。子ども向けのものですが、読み札を読んでるだけで、大人でもグサグサ胸に突き刺さります笑
私はふだん、住宅の設計という仕事をしていますが、それと並行して「子どもの片づけ」について、このブログを通して発信しています。建築士なんだから、そっちのことを書けばいいのにと思われるかもしれませんが、自分にとって「大切だ」と思えるからこそ、書きたいし読んでもらいたいと思っているので(サボりながらも)更新を続けています。
我が家には小学校2年生の娘と、年少クラスの息子がいます。最初は共働きで忙しい毎日、子どもが自分のことを自分でしてくれたら楽だろうな~という気軽な気持ちで、学んだ片づけを娘に実践していました。
でも、続けていくうちにハタと気づきました。
子どもがライフオーガナイズの視点で片づけを身に着けるということは、親が楽になるためのものではない。むしろ、根気よく付き合っていく必要があるので、同じことを何度も何度も伝えたり、片づけに向き合う時間が必要。それなら、なんのためにするのか?
子どもたちに「自分の頭で考えて、選び取っていく力」をつけてほしいから。
もう、暗記型の勉強では世の中を渡っていけないという時代になってきてきます。読み書きそろばんという基礎はもちろん大切。でも、それだけでは足りない。基礎を身に着けた上で、自分の頭で考えて選んで行動する力を身に着けてほしい。それってどうやったら身につくの?今の日本では、それを学べる場というのはとても少ない。それならば、日々の生活の中で積み上げていくしかない。どうやって伝える?
そのためのツールとして「片づけ」がピッタリだと思うのです。
といっても、片づけを学んだことがない親が、子どもに上手に教えられるとは限りません。ピアノやサッカーを習うように、片づけも習う時代なんですね。私もそれを教えるトレーナーになりたいと思っています。
前列右から3人目が高原理事、左から3人目がプロジェクトリーダーの中村佳子さん(お世話になります)
9月から始まる新プロジェクト。また詳細が発表されたら、こちらでも随時お伝えしていこうと思います。どんなのかチラっとだけでも知りたいなーという方は、8月のお片づけカフェに遊びに来てくださいね(ちゃっかり告知)