目的ではなく手段と思うと、子育てが変わる?

wadasayako

“おむつなし育児”ってご存知ですか?

私は娘が生まれてから、おむつが取れるまで“おむつなし育児”をしていました。

 

こんにちは。

一級建築士・ライフオーガナイザー®の和田さや子です。

 

え?赤ちゃんがおむつをしないってこと?

そんな小さなうちからトイレトレーニングするの?

 

そんなことを言われることもありました。

確かに結果的に、娘のオムツが取れるのは早めでした。

でも、おむつなし育児の本当の良さはそこじゃなかったと思っています。

 

赤ちゃんの排泄リズムに着目して、タイミングをとっておまるに座らせます。

布おむつを使う人が多いですが、トレーニングパンツや布パンツを使う人もいますし、

紙おむつを使いながら、“おむつなし育児”を続けることもできます。

 

そこにあるのは“トレーニング”という意識はなく、

子どもの様子を注意深く観察し、

トイレで排泄するという行為が習慣となるように、

寄り添って生活をしていくだけのこと。

 

親が排泄に注目していれば、自然とオムツが取れるのは早くなりますが、

それは結果論であって、目的ではありません。

 

赤ちゃんのことをもっとよく知りたい、

そのコミュニケーションのための一つのツールだと思っています。

 

おむつなし育児のベテランのお母さんの話を聞きに行ったこともありますが、

赤ちゃんの表情を見ると「おしっこ」なのか「うんち」なのかわかるんだそうです。

他人から見ると、その表情の違いはあまりに微細すぎてわかりません 笑

でも、何も話せない赤ちゃんのことを知りたいと突き詰めていった結果、

そのお母さんは、その境地に達したのだと思います。

 

そんな“おむつなし育児”の楽しさを振り返っていて、ふと思いました。

これって、オムツだけじゃなくて、お片づけも一緒だな、と。

 

子どもに、片づけについて色々と伝えたりしていますが、

“片づけできるようになる”ことが目的なのではありません。

 

“片づけ”を通して、

子どもとコミュニケーションをとり、

子どもに寄り添い、

子どものことをよく知りたいと思う。

そこが、子どもと一緒に“片づけ”に取り組む醍醐味。

 

なので、“子どもが片づけられるようになってほしい”と思う前に、

もっと、“子どものことを知りたい”というところがスタート。

そのためのコミュニケーションだと思って、

子ども達に“片づけ”や“オーガナイズ”を伝えていきたいですね。

 

 

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ABOUT ME
和田さや子
和田さや子
一級建築士|ライフオーガナイザー|建築カラープランナー
建築士として住宅設計を続けて20年。 記憶を積み重ねてゆく暮らしを大切に。
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