収納の奥行きがどう考えても深すぎる問題 その2
奥行きが深すぎる問題、こんな解決方法もあります。
こんにちは。
一級建築士+ライフオーガナイザー®の和田さや子です。
先日、お片づけのモニター作業でお伺いしたお家でも、
奥行きの深い収納に困っていらっしゃいました。
Aさんは、収納本なども研究して、
奥行きを生かした収納を実践していました。
が、どうにも使いこなせていない…
原因は、手前に出来る余白にありました。
昨日の記事の写真でいうと、この赤色の部分が余白になります。
ここに、ついつい荷物を詰め込んでしまう…
余白をキープできない…
そんな方には、立体利用をすることはオススメしません。
Aさんのお悩み
奥行きは80センチ程度。
更に階段下収納なので、高さが低いのも使いにくい理由です。
奥にカラーボックスが置いてありますが、
手前にモノを置きすぎてしまい、棚が有効に使えていませんでした。
日頃の使い方や、行動のクセなどをお伺いし、
「奥行きを生かす」という発想自体を手放してみてはいかがでしょう?
という提案をさせていただきました。
奥行きをあえてデッドスペースにする勇気
全て出して、分け直し、全体量は減りましたが、
基本的な使い方は以前のままです。
ただ、置いている棚やごみ箱を、収納の手前まで引っ張り出してきて、
手前に余白ができないレイアウトとしました。
置く場所がないので、物理的な詰め込みすぎを防ぐことができ、
棚も有効に使うことができます。
元々、たくさんのモノを持ちたいタイプの方ではなかったので、
自分の中でのボーダーラインを作ることで、
スッキリした状態をキープできるようになったのではないかと思います。
「収納スペースはあればあるだけ詰め込んでしまう」という方には、
こんな解決方法もありますよ。
ぜひ参考にしてください。
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